油返し 銅の卵焼き器を使いこなす(3)
2回目の油ならしを終えた純銅製の卵焼き器。
今日も卵焼きを焼いてみます。油ならしを終えた直後はつるつるきれいに焼けたけれど、今回もうまく焼けるのか?
今回は砂糖の分量を増やして、この配合で作ります。
- 卵 3個
- 砂糖 小さじ2
- 醤油 小さじ1
油返しをする
今まで少ない油で失敗してきました。今回から油返しをしてみます。
油返しとは、鉄のフライパンでよく行われる作業です。熱したフライパンにたっぷりの油をいれ、全体に回して金属に油を馴染ませます。
内側全体に油が回ったら、油を容器に戻します。
この一連の作業が油返しです。フライパンのこびりつきを防ぐ効果があります。
卵焼き器を中火にかけ、温かくなってきたらたっぷりの油を入れます。
油を内側全体に回したら、油を容器に移します。これで油返し完了です。
卵焼きを焼く
油がつきすぎてるので、キッチンペーパーで軽く拭いて油を減らしました。
ふたたび中火にかけ、菜箸についた卵液で温度をチェック、ジュッとなったら卵液を入れ焼いていきます。
きれいに剥がれるけど…
前回ほどうまくいってない感じが…
前回はもっとつるつるしてて、卵液に熱が入るのも早かったです。
焼き上がりがこちら。油ならしがをした直後ほどきれいに焼けませんでした。
焦げ目がついたのは砂糖を増やしたせいもあると思いますが、火の入りが遅くて表面が焦げてしまった感じがあります。
油を引くのに使ったキッチンペーパーで汚れを落とし、洗わず、油がついたまま収納します。
食べてみる
油っぽさはそんなになかったけれど、前回ほどのふわふわ感もありませんでした。
味は砂糖の甘さはちょうどいいけれど物足りず。次回は顆粒だしの素も少し入れてみます。
油返しがうまくできていないのだと思います。
ネットで調べてみたら、卵焼きをよく温めてから油を入れて油返しをするという記事が見つかりました。
うっすら煙が出るまで、または水を入れてみてコロコロ転がるようになれば油を入れてOKとのこと。
私は卵焼きを火にかけてわりとすぐに油を入れてしまいました。次回はしっかり熱してから油返しをしてみます。