フーチャンプルーを鉄フライパンで作ってそのまま食器とする
フーチャンプルーを初めて作った。
石垣島のふつーーーの食堂で食べたフーチャンプルーがめっちゃうまかった。10年以上前の記憶。
私が作ったフーチャンプルーはいまいちだった。これじゃないんだよ。
買った車麩がまだまだ残ってるので何度か作れる。
要改良。
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料理は熱々で食べたい。
器って冷たいので盛った瞬間熱が奪われて料理が冷める。
夏はいいけど、冬だと特段に冷える。
料理のコツとして「皿を温める」という技があるが、非常にめんどくさい。
しかも手間をかけて温めたところで早々に冷えていく。
料理して、使った器具を洗って、周りをきれいにして、なんだりかんだりして食卓に着くととっくに冷めている。
私は「料理したフライパンをそのまま食卓に出す」という技を見出した。
フライパンを大皿代わりに使うのである。
料理したフライパンはもちろん熱々である。
しかもフライパンは蓄熱性がいいので温かさが長くキープされる。
料理を皿に移さないので、空気に触れて熱を奪われることも最小限。
食卓に出す直前にもう一度火にかけて温めることもできてしまう。
食事の最後まで熱々、なんてことは全然ないけれど、一番おいしく食べたい最初の一口は十二分に温かい。
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我が家には大皿がない。
夫が持ってた大皿は昔私が割った。それ以来ない。
ニトリでちょうどいい大皿を見つけ、買う直前までいったが、「しかし大皿必要なくない?」という結論に夫婦で至った。
フライパンが大皿として機能し、夫も当たり前のようにそれを受け入れている。
私の教育の賜物である。
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フライパンは鉄フライパンを使っている。
卵に浸した麩を鉄フライパンで焼いたけど、全然くっつかないよ。
鉄フライパンに苦手意識持ってる人もいるだろうけど、「非常に使いやすいですよ」と声を大にして言いたい。
ポイントは
①煙が出るまでカンカンに熱してから油を入れること。
②食材を入れたらむやみに動かさないこと。特に肉・魚・卵。フライパンに接してる面が焼けて固まれば簡単にはがれる。
フッ素加工のフライパン(大サイズ)もあるけれど、鉄フライパンで料理したほうが断然うまいと思う。
フッ素加工の方は大量に炒め物したい時にたまに使っている。サイズが大きいので。
大きい鉄フライパンが欲しいけど別段困っているわけではないので買っていない。
雑に扱えるのもズボラな私にはありがたい。
使ったら洗剤をつけずに亀の子タワシと流水でガッシガシ洗う。
かつてフッ素加工フライパンのニュルニュル油を洗剤とスポンジで落とす行為と、なかなかスッキリ洗えない現実に毎度イライラしていた私にとって、「油を落とさなくていい」「むしろ落とさないほうがいい」という鉄フライパンは革命だった。
片付けのストレスからひとつ解放された。
ちなみに鉄フライパンの裏側と取っ手は洗剤とスポンジでサッと洗っている。
ここには油をためたくない。たまると後がめんどくさい。にちゃにちゃする。
あと見た目がいいよね。
チャカポカしたよくわからないフライパンは食卓が締まらないけど、鉄フライパンって武骨でかっこいいから食卓にそのまま出しても全然いい。
おいしく見せる食器としてしっかり機能している、と私は認識している。
あと洗い物が減る。
各人用に分けるならしょうがないけど、わざわざ大皿に移すなんて洗い物が増えるだけ。とまでは言わないけど我が家では必要性を感じない。
やらなくていい家事はやらない。それが平和の源。