【無水鍋】カルヌヤルク・ナスの肉詰め【レシピ】
今日の料理はナスを使ったトルコ料理、カルヌヤルクです。
素揚げしたナスを切り開き、中に炒めたひき肉を詰めて焼きます。
トマトのファルシにはまって、他の野菜のパターンを探していて知りました。野菜に肉を詰めているのでファルシの一種です。
私はトルコに行ったことも、トルコ料理を食べたこともありません。ケバブはあるかな?
食べたことない、初めて知った料理を初めて作ってみます。
参考にしたのはこちらのレシピです。
ナスを使った世界の料理レシピ【キッチンガーデンレシピ】 | GardenStory (ガーデンストーリー)
参考にしつつ、自分が作りやすいように、自分が食べたいようにアレンジしました。
材料
- ナス 4本
- ひき肉 150g
- 玉ねぎ 小なら1/2、大なら1/4
- にんにく 1かけ
- トマト缶 1缶
- ハーブ 適量
- 塩こしょう 適量
- オリーブオイル 適量
ハーブはパセリでもタイムでもお好きなものを。無しでも大丈夫。
私はベランダのバジルを入れました。イタリアンな味になりますね。
作り方
1.なすの皮を縞模様にむく
ピーラーで3ヶ所むきました。
ナスの皮を全部むかないのは、皮を残すと形が崩れないかららしいです。
むいた皮はもったいないので具材にまぜます。
2.鍋にオリーブオイルを熱し、ナスを揚げ焼きする
本来は素揚げにするんですが、油がもったいないので大さじ3くらいの油で揚げ焼きにします。
フライパンだと面積が広くて油が多く必要になってしまうので、私は20cmの無水鍋を使いました。
全体的に焦げ目がついてしんなりするまで焼きます。
肉を詰めて再度焼くので、ここではだいたい火が通ればOK。
焼けたら皿に取り出して冷ましておく。
3.玉ねぎ・にんにく・ナスの皮をみじん切りにし、ナスを取り出した鍋に入れて炒める
鍋にナスを揚げ焼きした油が残っているのでそのまま使います。油が多すぎたらキッチンペーパーで吸って減らしましょう。
みじん切りにした野菜を鍋に入れ、しんなりするまで炒めます。
4.ひき肉を鍋に入れてさらに炒める
ひき肉を入れて火が通るまで炒めます。
5.トマト缶半分を鍋に投入し、水分が少なくなるまで炒める 塩こしょうで味を整え、ハーブも投入
トマト缶を入れたら水分が少なくなるまでしっかり炒めましょう。
水分を飛ばしておかないと、肉をナスに詰めにくいです。
ナスに詰めるので塩こしょうは強めにしておきます。
最後にハーブを入れて火を消します。香りが飛ばないよう、最後にいれましょう。
6.ナスに切り込みをいれ、炒めたひき肉を詰める
包丁でナスに切り込みを入れ、
指で広げます。肉が詰めやすいようになるべく広げておきましょう。
炒めたひき肉を入るだけ詰めます。
7.耐熱容器にトマト缶残り半分を入れ、塩少々を混ぜる
このトマトはソースになります。ナスの下に敷くことで、ナスから溢れた旨味がソースに移ります。
耐熱のお皿として無水鍋の蓋を使いました。
8.ナスを並べて焼く
トマトソースの上に、ナスを並べます。
詰める時に入りきらなかったひき肉を、全部ナスの上に乗せちゃいましょう。
オーブンなら180℃で20分。
私はオーブンを持っていないのでけむらん亭で焼きます。
1番低い220℃に設定し、15分焼いてみます。
カルヌヤルクの完成!
こんがり焦げ目がついて、ソースがぐつぐつしていい感じに焼けましたー!
食べてみて
食べてびっくりしたのは下に敷いたトマトソースのおいしさ!
「トマト缶に塩入れただけで物足りないだろうなー」
「むしろ必要ないのでは」
そう思っていました。
しかし食べてみると、ひき肉とナスから染み出た旨味が溶け込んでおいしいソースになっていました。
カルヌヤルクをソースに絡めて食べると美味。。。
トマトソースは必ず敷くべきです。
ひき肉は野菜と肉の旨味がギュッとしていて、ナスはとろりとコクがあってワインに合うー!
「揚げ焼きしたから油っこいかな?」と思いましたが全然でした。
オリーブオイルってすごいです。たくさん使ってもくどくならず、コクと旨味になってくれます。
箸で食べようとしましたが、ナスが切れないし、ひき肉もぽろぽろ溢れ落ちて食べにくい…。
ナイフとスプーンで食べるのがおすすめです。
スプーンでナス・ひき肉・ソースをまとめて口に入れましょう。
まとめ
カルヌヤルクという料理を初めてつくりましたが、ワインに合ってうまー!でした。
食べたことがないので何が正解かわかりませんが、とりあえずおいしかったです。
ナスとひき肉とトマトの組み合わせはおいしいに決まってますけどね。
しかしまだ名前が覚えられない…。
今回は焼き目をつけたくて最後にけむらん亭に入れましたが、肉を詰めた後に無水鍋で蒸し焼きにしてもいいですね。
蓋にソースと肉詰めナスを並べて、無水鍋本体をかぶせて火にかけます。
無水鍋は平らなので蓋と本体をひっくり返しても使えるんです。
蓋はお皿みたいな形状なので、焼いたらそのまま食卓に持っていけるし熱々をキープしてくれます。